もう20年以上前の漫画になるんですねぇ……漫画内の解説によると日本でのフィギュアスケートというのは不毛地帯でとても世界の舞台に立てるものではなかったようです。時代は変りました。今となっては浅田真央や羽生結弦など世界に通ずるスケート選手が生まれ、猫も杓子もフィギュアスケートという風潮になってきました。喜ばしい事です。

漫画の内容は、ヒロインの方は高名な舞台俳優の娘で父親の七光りを嫌ってフィギュアスケートを志す。主人公はスピードスケートの高名な選手だったが怪我で再起不能、民間のアイススケートリンクで出会った二人がフィギュアスケートで世界を目指す、というものでした。この作者の漫画全般に言える事ですが、全体的にどこかシニカルなギャグセンスがあったように思いますね。大爆笑という類のものではなく、ブラックジョークという程悪趣味でもなく、不思議な笑いを提供してくれる良作です。確か、主人公を怪我させたロシア人の選手に端っこの方で「イワンのばか」と書いてあったと思います。

最終回はちょっと悲しい、というか寂しい終わり方でした。でも救いがないわけではなかったと思いますね。>>>>>ヨールキパールキ